中国経済の4-6月(第2四半期)と2020年通年の成長予想が最新のエコノミスト調査で上方修正され、同国が緩やかな回復の軌道にあるとの楽観論の高まりが示唆された。
ブルームバーグが先週実施したエコノミスト調査によると、4-6月期の国内総生産(GDP)は前年同期比1.5%増(中央値)となる見通し。5月の前回調査では1.2%増が見込まれていた。通年の成長率予測も1.7%から1.8%に引き上げられた。
新型コロナウイルス感染拡大に伴う経済活動停止で、1-3月(第1四半期)のGDPは前年同期比6.8%減と、記録的なマイナス成長となった。これを受けて一部のエコノミストは、2四半期連続マイナス成長というテクニカルなリセッション(景気後退)を想定していたが、今回の調査結果はこれが回避されるとの見通しを示した。
アクサのシニアエコノミスト、姚遠氏(香港在勤)は「中国経済の成長モメンタム回復が続いている」と指摘。「工業生産とサービス生産が共に伸びを再開する中、4-6月期のGDPはプラス成長になると予想している」と述べた。
中国経済は4-6月に縮小、景気後退入り-中国版ベージュブック
原題:
China’s Economy Will Resume Growth This Quarter, Economists Say(抜粋)
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June 23, 2020 at 01:26PM
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中国経済は4-6月にプラス成長回復か、通年予想も上げ-BN調査 - ブルームバーグ
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