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５日の東京株式相場は反発。新型コロナウイルス治療中のトランプ大統領が病院から外出して顔を見せたことで米国の政治リスクへの過度な警戒が後退することや、大統領のコロナ感染をきっかけに米追加経済対策の妥結が早まるとの期待が高まっている。週末の人出の増加から国内の景気回復期待も高まり、ほぼ全業種が上昇している。
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＜きょうのポイント＞
東海東京調査センターの平川昇二チーフグローバルストラテジストは、トランプ大統領が姿を見せたことは市場に安心感をもたらすと話す。また、追加経済対策の見通しについて「トランプ氏が新型コロナに感染したことが皮肉にも起爆剤となる」とみる。平川氏は同対策案がまとまるとの期待が日本株を押し上げ、「日経平均はＣＭＥ水準にさや寄せして170円高程度で寄り付いた後、上値を試すような展開となる」と予想している。
さらに、日本は依然として米国よりも感染者の増加水準が低く、週末の人出も増えていることから、８日の景気ウオッチャー調査の発表前に日本の景気回復を市場は織り込み始め、「米国株が売られても日本株が買われる可能性は十分にある」とみていた。
- 東証33業種では電機、輸送用機器、化学、卸売、銀行、陸運、機械が上昇寄与度上位
- 任天堂の下落が重しとなり、その他製品は下落
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October 05, 2020 at 05:59AM
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日本株反発、米経済政策期待や国内景気回復織り込み－ほぼ全業種高い - ブルームバーグ
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