日経平均終値、３１４円高の２万３１７８円…経済活動再開への期待から上昇基調 - 読売新聞

　週明け８日の東京株式市場で、日経平均株価（２２５種）は６営業日連続で上昇し、終値は前週末比３１４円３７銭高の２万３１７８円１０銭だった。２万３０００円台を回復するのは２月２１日以来、約３か月半ぶり。新型コロナウイルスの感染拡大で停滞した経済活動の再開への期待から、株価の上昇基調が続いている。

　前週末に発表された５月の米国の雇用統計で、非農業部門雇用者数が想定外の改善となったことが好感された。内閣府が８日発表した５月の景気ウォッチャー調査で、「街角景気」を示す指標が改善したことも安心感につながった。

　日経平均は緊急事態宣言が全面解除となった５月２５日からの２週間で２４３６円の大幅な上昇となった。「各国の経済支援策の力が株価を押し上げており、しばらく過熱気味の相場が続く可能性がある」（大手証券）との見方も出ている。

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June 08, 2020 at 01:45PM
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