【NQNニューヨーク=古江敦子】10日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反発し、前日比1167ドル14セント高の2万5018ドル16セント（速報値）で終えた。新型コロナウイルスによる景気下振れを防ぐため、トランプ米大統領が給与減税を含む経済支援策を10日夕に発表する予定と伝わり、投資家の不安心理が和らいだ。前日に過去最大の下げ幅を記録した後とあって、割安感や値ごろ感からの買いが入った。
米政府は新型コロナの感染拡大で業績に悪影響が及ぶクルーズ船や空運、ホテルなど旅行・レジャー業界への支援策もまとめるもよう。クルーズ船のカーニバルやアメリカン航空グループなど関連株が大きく上昇した。原油先物相場の反発を好感してエクソンモービルなど石油株が上げ、スマートフォンのアップルやソフトウエアのマイクロソフトなどハイテク株にも幅広く買われた。
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March 11, 2020 at 03:08AM
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米国株、ダウ大幅反発 米経済対策への期待で - 日本経済新聞
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